RSAセキュリティオフシャルガイド暗号化 (RSA press)



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RSAセキュリティオフシャルガイド暗号化 (RSA press)

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手元に置きたい暗号のバイブル

本書の著者達はあのRivestが設立したRSA社のエンジニア兼顧客用トレーナーである。本書は暗号の全てを網羅したバイブルと言って良い。

まず暗号の必要性から始まり、対称鍵暗号、公開鍵暗号が丁寧に説明される。具体的に取り上げられるのは(Triple)DES, RSA, Diffie-Hellman, 楕円曲線暗号である。公開鍵暗号に重点が置かれているのは立場上当然と言えよう。公開鍵に関連して、鍵配送の問題も論じられる。続いてデジタル署名について説明される。メッセージ・ダイジェストとしてのハッシュ関数MD5, SHA-1がまず紹介され、続いてそれらを用いた署名方式としてRSAと共にDSA, ECDSAが説明される。DSAは有名な署名方式であるが、一般に暗号アルゴリズムに比べて署名アルゴリズムが説明される機会は少ないので貴重な解説である。続いてPKIとX.509が説明される。PKIは公開鍵を用いたセキュアな社会基盤であり、X.509はそこで使用される証明書の標準形式であるが、PKIを構築するための構成要素の証明書、認証局、登録局、鍵ペアの管理などが順を追って丹念に説明される。次いで、実際の応用に入って、ネットワークにおけるトランスポート・レイヤーとしてのIPsec, SSLなどが紹介される。特に、SSLのプロトコルについては詳細に述べられているので、実装を考えている方には有用と思う。更にハードウェアでの実装として、いわゆる暗号アクセラレータの例が幾つか紹介される。最後にセキュリティに関する法的・倫理的側面から問題を論じて終る。

流石にRSA社が出版するだけあって、理論から応用例に到るまで暗号に関する諸問題を全て論じている感がある。RSA社ならではの信頼感もある。辞書的にも使用可能であり、暗号関連の開発に携わる方には手元に置いておく事をお勧めしたい本。
PKIをこれから勉強する方に。

RSA社が出版している本にPKIの本が有りますが、セットで読まれるとPKIの基本的な概念や実現するための技術にかんして理解できると思います。本書はタイトルの通り、暗号化技術に主眼を置き、暗号がどの様に現在のネットワークに活かされているのか分かり易く述べられています。詳細な解説に関しては他の専門書に任せるとして、まず初めて暗号の理解、暗号化通信の理解を深めるので有ればお奨めです。



翔泳社
PKI eセキュリティの実装と管理 (RSA press)
デジタル署名
暗号の数学的基礎―数論とRSA暗号入門
C/C++セキュアプログラミングクックブック〈VOLUME3〉公開鍵暗号の実装とネットワークセキュリティ
BSDカーネルの設計と実装―FreeBSD詳解







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