???世界を代表するグローバル企業のCEO75人に聞いた経営哲学と、ビジネスを通してわかった各国の習慣や価値観などの知識の集大成。各企業の簡単な紹介と本拠地としている国のデータ、CEOの経営哲学、他のビジネスリーダーたちに聞いたその国の印象が見やすくまとめられている。味気のないデータ集と違い、各企業のCEOが自社の経営と絡めて各国の特性について語っているので、分厚い本の割に読んでいて飽きがこないのが特長だ。 ???登場する企業は、INGグループ、ドイツ銀行、三星電子、トヨタ自動車、コカ・コーラ、ウェスティン・ホテルズ&リゾーツ、KLMオランダ航空、モトローラほか多数。業種はメーカーからサービス業まで、本拠地もアジアからヨーロッパまでとバラエティーに富んでいる。 ???世界を舞台に活躍しようとするビジネスパーソンにとって、大事なことの1つは異文化に対する理解である。だが、すべての国について学ぶことは不可能だし、自ら体験して得られる情報にも限りがある。 ???その点、本書は実際に現地でビジネスを展開しているビジネスパーソンの立場から各国を概観しており、非常に参考になる。また、情報はビジネスに必要最低限必に絞られているため、効率よく学ぶことができる。(土井英司)
広く浅い理解に好適な本。
世界に共通するリテラシーとは何か?と深刻に求める方には物足りないかもしれない。様々な多国籍企業とそのCEOに焦点をあてており、それなりのボリュームがあるので、一通り世界中の企業を訪問したような読後感が残る。国ごとの地域データも簡単に整理され、リテラシーと組織・意思決定との関連を自分で考えるような材料が用意されている。将来、国際舞台で活躍したい人の入門書に適当であろう。現在活躍中の経営幹部にとっては、あまり頭を使わない気軽なビジネス書としてお勧め。
光文社
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