マネー革命 3 (3) (NHKライブラリー 218 NHKスペシャル)
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マネー革命 3 (3) (NHKライブラリー 218 NHKスペシャル)
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 93674 位
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| 発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 1,176 (税込)
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そして歴史は繰り返す
目が釘付けとなった。「リスクが地球を駆けめぐる」
これは8年前に著された本であるが、まさに今年、米国発のリスクが世界を駆けめぐり、世界で巨額の損失を出した。時代が変わっても、根本は変わらないということを実感した。どれだけ金融工学が発達しても、動かしているのは人間であり、市場という大きな思惑の渦に飲み込まれると、優秀な人間やシステムでさえ一瞬にして敗者となってしまうのだ。
本書は全編を通して非常に臨場感があり、あたかも今、”その時”を体験しているかのようである。これは当事者への根気強いインタビューと綿密な取材の賜物である。
全3巻ともに、時代を経ても色あせない良書である。
リスクはいまも駆けめぐっている
先週末の8月10日、日経平均株価が400円近くも下がった。米株市場も下落して、これをFRBが大量の資金投入で引き留めようとしているが、下落は止まっていない。新聞報道では表面に現れた、大幅な数値の上下しかわからないが、このマネー革命(3)を読むと、その背後で激しい攻防が行われているのがわかる。本書では、1986年のブラックマンデーで何が起こっていたのかを詳しくレポートし、どう対処されたかが一般にもわかりやすく、ドラマチックに描かれている。読み物としてのおもしろさは、もちろんだが、それが現実であるということの驚きも大きい。そして、いま現在起こっている経済危機は、ブラックマンデーより20年経ち、さらに超巨大になった経済リスクである。国家といえどももう、コントロール不能ではないのか。本書を読むと、その感を強くする。
マネー革命3巻を読み終え、どの巻も非常に興味深かったが、その中でも(3)巻のインパクトは一番大きいと私は感じた。
井口トレーダーの告白
まさに、世界を駆け巡るリスクを描いた1冊と言っていいでしょう。
本書の冒頭に出てくる旧大和銀行の元トレーダー井口俊英氏の告白が、
日本の旧弊を象徴しているでしょう。
常々感じることは、
日本の組織では実際に機能する仕組み作りが下手なことです。
このエピソードでも、銀行内のチェック体制が全く無かったこと、
当時の大蔵省のチェックも全く的外れだったことなどが語られています。
失われた10年を経て、日本の組織は変われたか?
貴方の属する組織は変革できたでしょうか?
このほかにも、ベアリングズ銀行やカリフォルニア州のオレンジ郡などの破たん例。
そして、ドリームチームを擁したLTCMの例が語られます。
本書では、ノーベル賞チームは実際に取引には関与していなかったのではないか、とも考察されています。
無リスク、無資本での裁定取引では、高い収益率をあげることはそもそも難しいのではないか。
ファンドに金を集めるために、彼らは当初からかざり棚の中に置かれ、他の人間が実際の取引を行っていたのだろうということです。
結果、高収益を得るためにレバレッジを掛け過ぎて、市場を揺るがすような損失を出してしまったようです。
実態とかけ離れたマネーの世界をうかがい知るには好適な書と思います。
日本放送出版協会
マネー革命 2 (2) (NHKライブラリー 217 NHKスペシャル) マネー革命―NHKスペシャル (1) (NHKライブラリー―NHKスペシャル (216)) 最強ヘッジファンドLTCMの興亡 (日経ビジネス人文庫) ヘッジホッグ―アブない金融錬金術師たち 実践的スペキュレーション―失敗と成功の戦略
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